『夫婦』という関係性が、明らかに試される出来事は『子育て』だ。
育児方針、教育方針、子どもへの愛着や執着などで夫婦関係が悪化、または一緒に住んでいても心が離れる人たちをたくさん見てきた。
結果的に離婚という選択肢を取る夫婦も。
『第2の人生を生きる』という言い方をすれば、前向きな判断かもしれない。
ただ、子育てを通して夫婦間の意識のズレに気づくことにより、自分の人間性を高める絶好の機会を得られる。
夫婦とは表裏一体。
相手を受け入れることにより、自分を受け入れられる。
相手の自分にはない部分を認め、さらに自分の器を大きくできる。
『(自分には)あり得ない考え』
を否定するのではなく、いったん受け入れることにより、今までの固執した価値観や常識を打破していく。
実は『子育て』で得られるものとは、夫婦関係を介しての『自分育て』だ。
どんな出来事からも、自分にとっての大きな学びがあるもの。
おまけ。
前日からの雨が続いた日、カモの親子を眺めつつ、ランニングマシンで走る。
初夏への移り変わりを感じさせる空気感がまとう朝。