すべての事象には、例外なく『終わり』がやってくる。
その一つとして、親や子ども、友人、知人などあらゆる人間関係の『終わり』。
それがどんな形でやってくるのか、どのタイミングで訪れるのかはわからない。
わかっているのは『別れは必然』だということだけ。
だからこそ、人との関係を一瞬一瞬たいせつにしたいと思える。
だからこそ、目の前の人に慈愛の心で接することができる。
『終わり』を意識するだけで優しい穏やかな気持ちになれる。
ある意味、『終わり』というのは、生きものにとってかけがえのないギフトなのかもしれない。
おまけ。
終わりを意識できる代表格、桜の花。
はるか昔から万人に愛され、人が自然と集まる花。
人類の長い歴史からすると、人の一生というものは、桜の咲く期間より何倍も短いもの。