子どもたちのお気に入りの作家、朝倉秋成さんの新著書。
娘さんから読み始めているが、かなりオススメな内容だとか。
ハードカバーで重量感があるにも関わらず、通学時も持ち運んでいるほど。
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わたしたちは生きている限り、身近な人に起こる問題に対し感情を持っていかれがちだ。
不安、心配、恐れなど相手の感情が伝染してしまい、自分自身も気疲れしたり、嫌な気分になったり。
そんなとき一つの解決策として目の前の人が落ち込んでいたり、悩み、苦しんでいるときは、その感情に寄り添いつつ、相手と自分の間に境界をつくる。
そして、
「この人は自分が思っているほど弱くない。」
「かならずベストな方向へ向かう。」
など相手を信頼する気持ちを持つ。
もう一歩先進んだ考えとして、
『問題は問題として放っておく』。
自分の機嫌や気分を整えていれば、勝手に問題と思っていたことは消えているもの。
さらに言えば、どんな不幸に見える出来事でも、そのあとやってくる幸せにそれは必ず繋がっている。
そんなふうに人は成長と進化を促していく生きもの。