人は意志の弱い生きものだからこそ。

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近隣の大学から花火が上がる。

 

毎回、文化祭の終盤イベントの一つ。

 

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我が子の中学受験論争が騒がれて久しい。

 

中学受験するべきかどうかというテーマは、やはり子どもの意志が最重要になってくる。

 

ただ、その意志は『ホンモノ』かどうかを見極める必要がある。

 

塾の先生に勧められるがまま、友だちが受験するからなど、本人から湧いてきた意志でないことも。

 

その最たる例が塾通いではないかと思う。

 

友だちが行っているからと、それに合わせて通塾を始める子どもたちを多数見てきた。

 

けれど自分の意志で行っていないため、高い塾代を払う割に、成績がいっこうに伸びない。

 

結果、妥協した進学先に決める傾向にある。

 

なので、まだまだ自分軸が整っていない子どもの意志を安易に受け入れるのではなく、親は子どもの深層心理を読み解く必要がある。

 

それにはふだんから我が子の言動や行動を、『高い視点』から観察することがたいせつだ。

 

人生は決断の連続だ。

 

そして、人間は基本的に意志が弱い生きものだ。

 

だからこそ、ついついまわりに流されて他人が欲するモノを自分の欲するモノだと錯覚に陥る。

 

子どもに限らず親自身も、自分軸を確立したうえで、物事を判断する目や心を養う習慣をつけたいもの。