「最後だとわかっていたなら、いま、この言葉を使うだろうか?」
常に、目の前に対して言葉を選ぶようにしている。
自分はもちろん、家族も友人も、出会う人すべて、次の瞬間どうなるかわからない。
病気や事故、災害、死などと常に正対する世の中で生きている限り、『ふつう』の状態で会えること自体が奇跡といえる。
だからこそ、目の前の相手には『これが最後ならどんな言葉をかけるだろうか』と自問している。
感情的になって暴言を吐いたり、心にもないことを口にすることは、後々、一生心にのしかかる『重荷』となる。
どんな場面も『これが最後』と捉えるようになると、悔いのない思い出となり、宝となる。