相手との距離を縮めることは簡単だけど、距離を離していくことは難しい。
人との距離が近くなることで、良い関係を築けるとは限らない。
むしろ、すこし離れたほうが良い関係を保てることも、往々にしてあるだろう。
そして最も頭を悩ませるのが、親と子の距離感だ。
子がいくつになっても手出し、口出しするのが親という生きもの。
子が親からというより、親が子から自立できていないケースをわたしの周りでもよく目にする。
子どもを自分の分身としてではなく、一人の人間として扱うことで、はじめて『手を放す』ことができる。
人との距離の取り方を学ぶために、まずは親子間のより良い距離を構築することから始めたい。
おまけ。
娘さんに勧めてもらって読んでいる本。
滝井いづみさんの『時間を「うまく使う人」と「追われる人」の習慣』。
それにしても最近の本はタイトルが長いものが多い。