常に姿勢を意識している。
おへその下を重心に置くことや、あごを引くこと、胸を開くことなど。
わたしは子どもの頃から猫背がひどく、家族からよく注意されていた。
猫背だから考え方が卑屈になるのか、卑屈だから猫背になるのかはわからないが、自分に自信がなく、不平不満をいつもまわりに撒き散らしていた。
そんな折、洋服に興味を持ち始めた頃に母の友人が一言、
「どんなにおしゃれで綺麗にしていても、姿勢が悪かったら全部台無しね。」
その言葉がいつまでも耳に残る。
それ以来、自分なりに姿勢に気をつけるように。
スーパーなどで支払いの際も立ち方や頭の位置を意識している。
最近は歩き方も本を読んだりして学ぶように。
腕の振り方や足の設置場所、目線の角度・・・。
いきなり完璧にやろうとはせず、紙に折り目をつけるように、少しずつ少しずつ癖付ける。
姿勢が変わると表情が変わり、考え方も上向きになるから不思議だ。
何気なく過ぎていく日常を自分なりにプラスへと変化させていく作業を組み込む。
ただ、やるかやらないかはその人次第。
おまけ。
夕方になると、ツバメの大群が合唱を。
季節、季節の光景を楽しむ時間。