接客業をしていると、さまざまなお客さまから学びを得る。
なかには
「もう少し安くならないの?」
「生地が季節に合ってない。」
「丈が長いモノばかり。」
・・・などなど一品一品、批判的な見方で店内を回られる方もいれば、
「こんなに良いモノなのに、値段が安くて嬉しい。」
「素敵な洋服ばかりでここにくると癒される。」
「大好きなデザインだらけなので、お洋服はここでしか買わない。」
・・・という賞賛の言葉をかけられる方も多数。
どちらも『たいせつな感想』だと受け取っている。
その人が『ひとつの事象』に対しどんな捉え方をするかで『人生全体の捉え方』が露呈されるものだ。
商品ひとつにしても、ステキなものかつまらないものか一人一人の価値観や見え方、受け取り方は千差万別だ。
『満たされた世界』で生きるか『不平不満の世界』で生きるか、自分で選べる時代。
どちらの世界も『正解』だが、ただ、わたしとしては自分と他者が『心地良くなる選択』をしたいものだ。