マイナスからプラスではなく。

わたしが実践している、子どものやる気を伸ばす方法のひとつとして、

 

『まずできていることを褒める。そしてさらに良くするには?』

 

というもの。

 

これは子どもだけでなく、パートナーや他人のやる気を引き出すことにも有効だ。

 

多くの人は、

 

『できていないところを指摘して、改善させたい』

 

という方法を取りがちだ。

 

マイナスからプラスにするにはエネルギーがたくさん必要だし、たとえ改善したとしても一時的で長くは続かない。

 

それよりも、プラスの部分を見つけてさらにプラスにしていくこと。

 

そうすれば、本人はどんどん能動的に行動していく。

 

人間は所詮、外部からの圧力(受動的行動)では表面的に変わったように見えて中身は変わらない。

 

ホメオタシスが働くため、自分の基準にいつのまにか戻っている。

 

自分の基準は自分でしか動かせない。

 

それを手助けする術として、もっとも有効でかんたんな方法が

 

『どんなに小さなことでも良いから、その人なりの良いところ(他人ができないところ)を褒める。』

 

→『そのうえで、やさしく要望を伝える。』

 

人間、だれしも必ずその人なりの良いところは持っている。

 

たとえどんなに小さなことでも。

 

(それに気づかないのなら、本人の観察能力に問題がある。)

 

マイナスからプラスではなく、

 

プラスからプラスへ。

 

次第に相手や自分に対する信頼が生まれることは間違いない。

 

おまけ。

 

f:id:massan0613:20201010193209j:image

バンクシー展』がいよいよ大阪・南港で開催。

 

本を読んで予習中。