わたしと同じくらいの年齢であるお客さま。
その彼女から大病が見つかったため、しばらくお店に来れないと宣告された。
聞いた瞬間、ショックで頭が真っ白になり、その後の言葉が見つからなかった。
同情すれば良いのか、励ましたら良いのか。
結局、ただ、黙ってうなずくしかできず、彼女を見送る。
落ち着いてみると、話を聴くだけで十分だったということに気づいた。
そして自分にできることは、元気になった彼女にふたたびお店で会える未来を思い描くこと。
さらにこのことから、もっと有限である時間をたいせつに、自分らしい人生を生き切ることを教わった。
どんな出来事も悲観だけで終わらず、学べることはなにか、得られるものは何かを模索しつつ、真摯に自分と向き合っていきたい。
おまけ。
大阪茨木市駅近くの『割烹片桐』さんでのランチを母にご馳走してもらう。
天ぷらがサクサクで美味しかった。