2023-03-06 読了。 辻村深月さんの『傲慢と善良』。 自分の内側にくすぶっていた疑念を見事に言語化されていたため、気づけば一気に読み終えていた。 登場人物たちのセリフがいちいち心に響いたため、娘さんに了解を得て付箋を貼ったり。笑 親子関係における問題、幸せの定義、人はみな自分の尺度でしか生きていないという事実など、パズルのピースを埋めてくれるような、すっきりとした読後感。 しばらくは、彼女の他の作品に没入することに。