公立高校合格発表の朝。
受験番号が開示された瞬間の耳に入るほどの自分の心臓音。
受験生たちの歓喜の声なのか悲痛の声なのか、聞き分けの付かない大歓声が校庭に響き渡る。
体全体の神経がビリビリする感じを3年前も味わい、また今年も再びやってきた。
自分の番号を確認した娘さんの喜びに満ちた表情。
そして嬉し涙が次々と彼女の頬を伝った。
冷たい雨の中の温かい涙。
生まれて15年目で長くて苦しい時期を乗り越え、自分と向き合いながら 葛藤し、もがき苦しむ。
公立高校受験をした者にしかわからない感動は、まさにかけがえない宝もの。
おまけ。
息子さんに引き続き、またまたこの駅にお世話になる。
便利で賑やかなのが嬉しい。