早朝、走ろうと思ったらみぞれが激しい音を立てながら降っていた。
さすがにランニングマシンに切り替える。
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ダンナさんの住むドイツでは乾燥が激しいらしく、保湿をしないと肌がガサガサになるという。
それに比べて湿気大国である日本では冬以外、基本的に極端な乾燥とは縁遠い。
湿気といえば、カビが生えたり、髪がうねったりと疎ましいものとして捉えがちだ。
そんな忌み嫌うものでも、実は髪や肌、喉の潤いを守ってくれる、ありがたい存在だったことに気付かされる。
自分にとって厄介なもの、無くなって欲しい事象は、こんなふうに気づいていないだけで、実際はおおきな恩恵を受けていたりする。
表面だけにとらわれず、その裏側にあるありがたみに気づける人になれるよう、さらに俯瞰して物事を捉えたい。