わたしは人と話すことが苦手だ。
上手く言おうとして、どもってしまうこともしばしば。
『コミュ障』だと家族からよくからかわれる。
(ちなみにダンナさんは口から生まれてきたと噂されるほどコミュニケーション能力が高い。夫婦って上手くバランスが取れている・・・。)
3人以上になると、貝のように口を閉じる習性もむかしから。
そんな自分にときどき嫌気が差してしまうことも。
けれど、なぜか接客は大好きだ。
初対面の方でも人見知りすることなく、和気あいあいと何時間でも話すことができる。
幼少期に実家が持っていた山の麓で、獲れたてのミカンを一袋500円で販売していた。
通り行く人々がミカンを買ったときの嬉しそうな表情。
「ありがとうね。」
店番を任されていた幼いわたしに向かって、笑顔と感謝の言葉を送ってくれた人たち。
そのときの光景が今でも忘れられずにいる。
接客好きのルーツはきっと
『自分が提供するもので他人を笑顔にした記憶』
からきている。
おまけ。
朝ランしようとしたら小雨がパラパラと降り注ぐ。
数秒考えた後、やはり走ることに決めた。
いまの時期、夜明けが早くてありがたい。