2023年11月16日の早朝。
ランニング中に目にした夜明け。
あまりにも美しかったので、写真を撮ろうとしたところ、
「写真撮るために手袋脱ぐの、面倒くさいな。」
と頭がよぎる。
「明日も同じ景色が見れるし、いちいち撮らなくても良いだろう。」
と思った。
そして再び走り出そうとしたが、
「この日の夜明けはこの日しか見れない。」
と、また思いが浮かぶ。
あたりまえのように続く毎日。
『きのう』と『きょう』と『あした』。
同じように繰り返されているように見えても、それぞれ違う日々。
だからこそ、立ち止まって『いま』の瞬間を味わう。
2023年11月16日の夜明けの空。
・・・しっかりと目に、心に。