『戦わない生き方』をしてラクになった。
だれとも競わない、競わされない、一番を目指さない。
だれかと戦う人生を送っていると、いつかは負けるものだ。
たとえ勝ったとして優越感には浸れるものの、それはしょせん一時的なものであり、次第にまわりからも忘れられるため、ふたたび勝つために土俵に戻る。
もしも戦う場面に出くわしたら、わたしは先に負ける。
相手を勝たせるために舞台から降り、戦場から立ち去る。
唯一、戦う相手を挙げるならそれは過去の自分、昨日の自分、一秒前の自分だ。
常に自分自身をアップデートしていきたい。
10年後、20年後の自分に希望を抱きながら。
結果それこそが、『人生の勝者』になり得るのではないだろうか。