↑西の空が溶けるような赤に染まる時間帯に。
男性はパートナーにお礼を言うことが苦手な傾向にある。
わたしの祖父や父も、祖母や母に対し、「ありがとう。」と感謝の言葉をかけている姿を見かける回数は少なかった。
日本人気質から来るものなのか、男尊女卑の古い思考から来るものなのかは分からない。
ただ言えることは夫が妻に対し、「ありがとう。」と何度言っても言い過ぎることはない。
むしろ、どんなに家事や育児に奮闘する毎日であっても、感謝の言葉をこまめに掛けられるだけで大変さが相殺されるものだ。
『母の日』にまとめて感謝の気持ちを伝えるのではなく、毎日、毎分伝えることでパートナーシップはこの上なく上手くいく。
長年慣れ親しんだ関係こそ、お互いに尊重し合って『最もたいせつな他人同士』として扱う。
これは夫婦関係だけでなく、親子関係でも言えること。