幸せを紡ぐ人に。

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母方の曾祖父が他界して50年。

 

胡蝶蘭をお供えし、静かに故人を偲ぶ3月初旬。

 

母が嫁いだ3日後に亡くなった曾祖父。

 

早くに妻を亡くし、その後数十年間母を大変可愛がってくれたらしく、まるで自分の役目を終えたかのように息を引き取ったそう。

 

会ったこともないご先祖さまのエピソードを手繰り寄せるように、母の口から聞く。

 

自分の命のルーツを遡って、繋がりを感じることで、いま自分が存在することのありがたみを味わう。

 

日々の小さな発見や好奇心から幸せを紡ぐ人で在りたい。