時折り、娘さんにカフェや軽食やさんでご馳走してもらう。
大学に通っていると、サークルや友人同士の付き合い、食事会、プレゼントの交換、ブランドものの購入など、さまざまな場面でお金が必要になってくる。
しかし、彼女はそれらをすべて断ち、自分軸で稼いだお金を流す習慣を持つ。
親しい人たちへのプレゼントやご馳走をしたり、洋服などの購入は、シーズンはじめにインターネットでまとめ買いをするように。(わたしの洋服を着用することも)
「小さい頃からの金銭教育のおかげ。」
こんな風に感謝の言葉を伝えてくれることも。
いつも貯めようとしなくても、勝手に貯まっているお金に感動している娘さん。
息子さんも基本的に、自分でお弁当を毎日作って買い食いをしない、飲み会には行かないうえ、シーズンはじめにインターネットでリサーチした洋服だけを購入するなどを徹底している。
特に厳しい金銭教育をしたわけでもなく、ただ、子どもたちにはたくさんお金を与えて、たくさん失敗させる経験をさせてきた。
それらの失敗経験を通して学んだことで、コントロールが上手くなったと彼らは語る。
『可愛い子には旅と失敗をさせよ。』
わたしの子育ての真髄はここにある。