『走る』ことは地味な作業だ。
なにも考えず、ただ手足を歩くスピードより速く動かすだけ。
そんな単純作業の連続で、結果、心や身体に良い影響を及ぼしたり、幸せな気分に浸れたり。
しかし、ほとんどの人がやらない、またはやっても続かない。
なぜなら『結果』を早く求めるから。
幸せな気分を味わいたくてブランドものや家や車などにお金をかけ、手っ取り早く外側を埋めることにより『結果』をつくる。
ただ、その幸せも束の間で、さらに『良いもの』『高価なもの』を他人が持っているのを見ると、一気に不幸な気分になり下がる。
魔法のように、一瞬で幸せを獲得できるもなど存在しない。
日々の地道な作業の繰り返しをしていくうち、振り返ると自分は幸せになっていることに『気づく』だけ。
おまけ。
10月初めの日の出。
ゆっくりと草木を照らしていく様は、この世のものとは思えないほど美しく。