ダンナさんの会社の同僚の方々からいただいた、『百年の孤独』。
彼のドイツ赴任のお祝いとして用意してくれたそう。
『百年の孤独』とは、素敵な名前だなあと感慨深くなった。
わたしははじめ7人家族だったが、6人家族のときもあったし、ダンナさんと2人家族のときや、息子さんが生まれて3人家族、そしていまは4人家族に。
ダンナさんが海外赴任してしまうと、また3人家族へ。
『家族』という形態は時間が経つにつれ、多くなったり少なくなったり、メンバーチェンジがあったりと常に変化に富むもの。
それはまさに一時的なチームのようなものだと割り切れば、家族形態の変化に対する寂しさや悲しみも、『娯楽』として対処できる。
結局人は、一人一人がひとつの『個』として生きている。
家族形態というものは、ただの人生のオプションに過ぎない。
だからこそ、限りある時間のなかでいかに自分にとっての『個』を輝かせられるか。
一人一人が自律して、人生を歩むことのたいせつさを改めて知る。