怒りや脅しで人はコントロールできない。

人を育てるのなら、最も効果的な方法は感謝することだ。

 

育児を20年以上やってきて、まわりの人たちの育児方法を観察する機会も多々あるなか、よく見かけたのは子どもを『叱る』『脅す』。

 

ただ、命に関わるような危険な状況なら本気で叱ることも必要だ。

 

しかしながらほとんどの子育てにおいて、その子の才能やしつけ、自己肯定感を伸ばす際、怒ったり脅したりしても一時的なもので終わる。

 

あと、ご褒美制を取り入れている家庭も多いが、外的動機付けで育つと他人軸で生きる気質になる恐れも。

 

子どもが内的動機付けで、常に自分から意志を持って行動するよう促すには、どんなちいさなことでもその子がやったことに対して『感謝する』『ありがとうを言う』こと。

 

あと、『嬉しい感情を少しおおげさなくらい表す』ことだ。

 

これを繰り返すうちに子どもの自尊心が高まり、自分の行動に自信を持てるように。

 

さらに勉強や運動、身の回りのことなど自ら積極的に計画を立てられるようになる。

 

たとえ失敗したとしてもすぐに切り替えができるように。

 

怒る・脅すは一時的な成長で終わる。

 

感謝・嬉しい感情を表すことは長期的な成長につながる。

 

ちなみにこれは職場仲間を育てる場合にも、あと家事や育児に参加してくれない夫に動いてもらう場合にも有効だ。

 

おまけ。

 

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