エコールいずみ店、半期に一度の『ガラポン抽選会』が開催された。
3000円分購入したら1回抽選ができるというもの。
景品は5000円分のお買い物券やおしゃれな電化製品など。
当然のことながら、末等であるポケットティッシュや駄菓子も含まれている。
抽選券を手渡す際、お客さまからかならずと言って良いほど返ってくるこの言葉、
「どうせ良いのは当たらないし。」
日本人特有の失敗をしたときの予防策なのか、やる前から自動変換装置のようにこのようなセリフが口から出てくる。
「どうせムリ。」
親に言われてきたのか、友人に聞かされてきたのか、その人の希望や挑戦を一瞬にへし折ってしまう恐ろしい言葉だと改めて実感した。
それらの人たちに、わたしは
「もしも、どの景品が当たったら嬉しいですか?」
と尋ねるように。
すると、例外なくみんなパッと顔が明るくなって、目をキラキラさせながら景品を選び出す。
「えっとー、電気グリル欲しいなあ。」
声がみんな一瞬にして変わる瞬間を逃さない。
景品は得られなくてとワクワクする感情はいくらでも先取りできる。
たいせつなのは『モノ』ではなく、『ワクワク感』。
たとえどんな小さなことでも挑戦する前に、失敗を想定するより、願いが叶ったときの嬉しい感情を先取りしていこう。
おまけ。
娘さんの勉強時にレトロなミニクーラーが活躍。
4時間連続使える充電式というのが嬉しい。