人生の転機とはだれにでも起こり得る。
わたしの場合、いま思えば最も大きな転機は第一子を流産してすぐに仕事を辞め、単身赴任のダンナさんの住む東京に引っ越したことだ。
流産からのショックで打ちひしがれていた際、妹から
「東京に行ってくれば?」
の一言ですぐに行動を移した。
実家暮らしで何不自由なく過ごしていたいわゆる『箱入り娘』が、ワンルームマンションの寮に移り住むことに。
いま思えば、大変なことも数知れずあったもののわたしにとってはかけがえのない経験だらけだ。
それらの経験のおかげで、自信がついていろんなことにチャレンジできたり、育ててくれた家族、ダンナさんやダンナさんの会社への感謝がいまでも溢れてきたり。
さらに、
『なにもなくても幸せな気分を味わえる』
ように。
こう言うと語弊があるかもしれないが、
「流産してよかった。」
目の前の不幸と思えるものは、実は大きな幸せに繋がっている。
マイナスの出来事は自分がアップデートする前だと捉える。
人生はそれをひとつひとつ確信していく旅と言っても過言ではない。
おまけ。
↑ 朝起きると脱衣所の扉に貼ってあった。
筆跡からすると娘さんによるもの。
「勉強しなさい」と子どもにガミガミ言う親御さんに限って、「壁にシールを貼ってはダメ」とか「机に落書きはダメ」という禁止事項が多い。
家の中はすべて子どもの創造性や想像力を伸ばす場所とみなして、ここはグッとガマンしてもらいたい。笑