たくさんの恩恵が重なってつくられる豊かさ。

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娘さんがサッカー部マネージャーとしての役割を終えた。

 

試合会場で先輩マネージャーからいただいたお祝いの花束。

 

誰かをサポートするマネージャー業を一度経験してみたかったという彼女。

 

その思いとはうらはらに、逆に選手たちにサポートされていたらしい。

 

まわりの人たちの助けがあったからこそ、この役割を続けられたと語る。

 

「自分ばかりやっていて、あの人はやってくれない。」

 

と家族や仕事仲間に対し、不満に感じることはだれしもあるだろう。

 

しかし自分の見えていない、知らないところでまわりの人たちはサポートしてくれているものだ。

 

互いのできるところ、できないところ、得意、不得意をシェアして、フォローし合う関係。

 

自分ひとりで生きているわけではなく、たくさんの恩恵が奇跡的に重なって生かされている。

 

それこそまさに『豊かさ』や『幸せ』と呼ぶのだろう。