『怒りはコントロールできる』
このフレーズを初めて聞いたときは衝撃だった。
『怒り』は第二感情であり、その前に別の感情が出ているということ。
はじめに出た第一感情に気づくと怒りはコントロール可能に。
怒りに隠れている第一感情とは、たとえば不安や心配、嫉妬、悲しみなど。
「それならわざわざ怒る必要などないのでは?」
という結論に辿り着く。
「相手をコントロールしたい。」
「相手の性格を変えたい。」
「イライラを解消させたい。」
など、たいていそれらのメリットがあると思っているから、『怒り』という手段を取るのだろう。
だが、そのような行動は残念ながら人間関係を悪くするだけで終わってしまうことがほとんどだ。
『怒り』では相手を変えられない。
相手を変えようとする前に、第一感情である悲しみや心配などを伝えること。
「わたしは心配だ。」
「わたしは悲しい。」
など、主語を「わたし」で始めて第一感情を伝える。
言葉の力や重さは、自分が思っているよりはるかに多大な影響を与えるもの。
言葉も感情もうまく利用して、人との関係を楽しんでいきたい。
おまけ。
母の日にもらったカーネーション。
ピンクと赤を引き立てるかすみ草がとても可愛いらしく。