ピンチを救ってもらえる瞬間。

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↑ 絵柄が可愛い某コンビニエンスストアのコーヒーカップ

 

たいていの女性はこんなちょっとしたサービスで、テンションが上がるもの。

 

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勤め先のブティックに、ごくまれに商品について不満を訴えて来られる方々がいる。

 

そしてなぜかそれらはセール品で買ったものが多い。

 

本人の気持ちに寄り添いつつも、やはり接客の側としてはあまり心地よい時間とは言えない。

 

帰られたあとの重い空気を引きずっているなか、沈んだ心を救ってくれるのは他ならぬ顧客さまたちだ。

 

明るい声で

 

「こんにちはー。」

 

と笑顔を添えて来店される姿に、幾度となく助けられてきた。

 

それはただただ、お客様から信頼されたいという、子どもが親に対して求めるような純粋な気持ちに似ている。

 

多数の方々と信頼し合える関係をこれからもていねいに紡いでいきたいと思える瞬間。