妹がいわゆる『しっかり人間』なので、親戚や近所の人たちから比較されることもしばしばあった。
『姉はポンコツ』
・・・だと、まわりから思われているようで、『しっかりした人間』にならなければいけないと思い込んでいた。
しかし、『しっかりした人間』を頑張って装えば装うほど空回りして自己嫌悪に陥るハメに。
あるとき、もういっそのこと『ポンコツ人間』でも良いと開き直ることにした。
するといろんな人たちから優しく力添えしてもらえたり、フォローしてくれたりと『しっかりした人間』ばかりが目の前に現れるように。
無理に『ほかの誰か』を演じなくても自分らしくしているだけで良いと体感したのは、ここ数年のこと。
おまけ。
いま読んでいる本。
タイトルは『砂漠』。
ただでさえ暑いのに、タイトルまでも暑い。