ピンと来た洋服はとりあえず着てみる。
そして、着心地を『考える』より、『感じて』みる。
女性は特に『インスピレーション』に敏感だ。
この直感めいたものを研ぎ澄ます機会をどんどん使っていくことで、センスが磨かれていくのだと思う。
『センスが良い』と思われがちな人はきっと、幼少期の頃から自然と直感力を磨く習慣に触れていたのだと気づく。
「あ、いいな。」
と思った瞬間、すでにその洋服と同調している。
しかし、周りからどう思われるかとか、金額との兼ね合いなど、さまざまな思考を挟むことによって、直感力を鈍らせてしまう。
ガトーロマンティークの店に一歩踏み入れた瞬間、お客さまたちには少女のような気持ちで、『自分』と素直に向き合う時間をすこしでも取り戻して行ってもらうことを切に願う。