『子どもを理系にいかせたい』
という、子どもの将来を考えた親御さんたちが多い昨今。
実際、子どもを理系脳にするための本も多数出版されている。
子どもはおとなから見ると
『あり得ない』行動をとる達人だ。
特に男の子は独創性、好奇心、探究心が旺盛なので、異性である『母親』にとって驚かされることをさっとやりのける。笑
我が家の息子さんも幼少時代から小学校高学年くらいまで、かなりのやんちゃぶりを発揮。
おかげで
「子育ては『ちゃんと』するべきだ」
と思っておられるご近所の方々からのクレームがしょっ中あった。
・友だちとケンカはしてはいけない
・ 年上は年下にやさしく
・ 道路を汚してはだめ
・ 公園であぶない球技はしてはいけない
・・・などなど『ちゃんと』した子育て神話は美しい反面、子どもたちの能力を綺麗に削ぎ落としていく可能性を孕んでいる。
親が子どもに強制的に『ルール』を植え付けることにより、子どもたちは思考停止状態に陥る。
それが『論理的思考力』が大切になってくる中学生以降の学力に大きな影響を及ぼしてしまい、挙げ句、我が子の学力の低さに慌てて学習塾へ入れるという始末に。
実は『学力』は幼少時代にほぼ決まっている。
親から子どもへ発する言葉、態度を常に省みることが重要だ。
文系になるか理系になるかは、結果、親子の関わりの延長に過ぎない。
おまけ。
大学入学式の大学生活の豊富を書くイベントにて。
「大学生活、楽しむぞ!」
「アルバイトをがんばる!」
などなど、他の生徒さんたちのキラキラした言葉の中、息子さんが書いた言葉は・・・
・・・彼の行動はやはりいつでも予想外。