ハーフとフル。

私立高校専願が『ハーフマラソン』なら、公立高校併願はまさに『フルマラソン 』。

 

公立高校受験をやっと終えたあとの達成感に酔いしれる娘さんやその友人たち。

 

専願ですでに私立高校進学を決定した生徒たちの余裕の表情や高らかな笑い声の中、耳を塞ぎたい気持ちで必死に問題集とにらめっこし続けた、彼らのメンタルの強さは必ず将来に活きてくる。

 

試験の合否の結果以前に、『やり抜く力』を蓄えたことに意義がある。

 

「最後の追い込みの一ヶ月間、死ぬほど辛かったけど今になって本当に公立高校を受験して良かった。この感動は一生忘れない。」

 

と感無量で語ってくれた彼女。

 

さらに陸上部での長距離走でもかなりの精神力を要したが、それとはまた違ったプレッシャーに押しつぶされそうになるのを何度も経験したとも。

 

受験はこんなにも人を成長させるものかと改めて実感した日。

 

おまけ。

 

たった半年間の塾通いだったが、恐ろしく充実した日々だった。

 

塾でのテスト結果に一喜一憂していたわたしたち。

 

ほんの少し前なのにふしぎと懐かしく思える。 

 

f:id:massan0613:20190311182012j:image